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２００３年５月１日に２台目のマルチステーションである 、５５５１−Ｇ０６の実機を入手しました。
ここではその詳細をお伝えしていきたいと思います。
状態
去る方より廃棄する予定だったというコンピュータをいただきました。
本当は自動給紙機構付の 5577 プリンターもあったのですが、さすがにおいておく場所があ
りませんので、いただくことはできませんでした。
ハード・ディスクより起動することは可能ですが、データ・エラーが起きますし、ディスケット・ド
ライブより読み込もうとしてもエラーが発生して読み込めません。
すぐに巨大な置物となってしまうかもしれません・・・。
ハードウェアの構成
ＣＰＵ
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i8086 8MHz
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メモリー
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６４０ＫＢ
(おそらく 本体 256KB + 128KBアダプター + 256KBアダプター)
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ハード・ディスク
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１０ＭＢ
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ディスケット・ドライブ
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５．２５インチ ２ＤＤ １台
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拡張スロット
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６スロット（アダプターで５スロット使用済み）
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アダプター
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漢字フォントアダプター
１２８ＫＢアダプター
２５６ＫＢアダプター
５２５０ワークステーション・アダプター（２スロット使用の旧タイプ）
（手元のシステム・ガイドとは番号が違いますので、使用目的よ
り推測しました。）
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画面
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５５５５−Ｂ０１ （モノクローム１５インチ）
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キーボード
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５５５６００４ （１２５キーのカタカナ配列、日本語5250PC用）
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ハード・ディスクの区画
第１区画
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JWP
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文書プログラム Ver5.4
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第２区画
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JPC
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漢字DOS
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独自のシステムで起動するワードプロセッサーである、「文書プログラム」が専用の区画に
導入されています。
入っていたソフトウェア
ＯＳ
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第１区画 文書プログラム
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第２区画 漢字ＤＯＳ
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カナ漢字変換
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第１区画 文書プログラムの連文節変換
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第２区画 SKK（単漢字変換）
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アプリケーション
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第１区画 文書プログラム
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第２区画 漢字データボックス
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エミュレーター
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第２区画 ５２５０日本語パーソナルコンピューター
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内部
内部は３つ、基板とドライブ、スロットの部分に分かれています。
基板等の画像についてはこちらをどうぞ。
メイン基板 P/N 6342394 EC No.865251-4
1 メモリー MN4164P-15 x 36
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2 iDB284A
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3 i8087 ソケット
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4 MN2364SPM PN6239163
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5 iD8086-2
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6 MN2364SPN PN6239162
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7 D7264D BIOS? L.1の記述あり
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8 TEST スイッチと状態の LED
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9 MN50015SPE IBM6343868
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10 MN50015SPH IBM6343871
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11 8513B7 D8039LC
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12 MN50015SPC IBM6343866
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13 MN50015SPD IBM6343867
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14 iP8237A-5
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15 8512KD D765AC
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16 TD308C/TD1100C 16MHz
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17 8513 HM6116LP-2
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18 パラレルポート 36ピン
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19 8443E9 D7261AD
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20 8506K3 D8259AC-2
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21 8514E7 D8253C-2
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22 SED9420C
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23 キーボード
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・とにかく巨大な基板（約 35cm x 23cm）に描くのがいやになるほどのチップが載っています。
・メモリーは 64Kbit チップ x 32 で 256KB になっています。
初期型ですので、これ以上の増設は拡張スロットで行う必要があります。
・CPU は 8086-2、通常は 8086 と呼んでいますが、8MHz ですので正確には 8086-2 です。
・システムテスト用の TEST スイッチと LED がつけられています。
TEST スイッチのそばに赤色の LED が 4 個ついていますが、残念ながら用途は不明です。
・パラレルポートはありますが、シリアルポートはありません。
・基板を筐体のスロットに差し込むようになっていますので、電源のコネクタはありません。
ディスプレイ基板 P/N 6342396 EC 865251-3
1 CX0-043C 40.0000MHz
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2 IBM6343870 MN50015SPG
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3 HM6116P-2
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4 HM6116P-2
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5 HD46505SP-2 HD68B45SP
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6 IBM6343869 MN50007SPF
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7 モノクロディスプレイコネクター
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・日本独自のモデルとはいえ、ディスプレイ用の基板が別になっているのは、やはりＩＢＭの
パソコンであるということを感じさせます。
カラーモデルとモノクロモデルの違いはこの基板によるもののようです。
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